先日仕事で阿佐ヶ谷でランチとなりました。
食後多少時間があったので懐かしく阿佐ヶ谷パールセンターを歩いていてmen's shop KAWAMURAさんの前を通り過ぎました。
思い起こせば約35年前ぐらいに僕が営業担当で通わせていただいていた店です。
あまりに懐かしく思わず店頭で立ちすくんでしまいました。
あの頃は奥行きの深いとても大きな店舗だった記憶がありますが今見てみるとそうでもない。。。
あのIVY & Trad全盛の頃はとても勢いがあり結構な数のスタッフがいましたが、今は僕と同世代と思しき女性が一人で店番をしているようででした。川村さんのお嬢様なのかな?
時代の流れを痛感しました。
中学生の時に年の離れた「翔んでる姉貴」に渡されたVANの三文字の入ったトレーナーとbutton-downのシャツ。
あれから僕の中の人生の目標の一つがVAN Jacketに入社すること生涯IVY lookを続けることになったことを今でも覚えています。
しかしVAN Jacketは僕が大学時代に経営が立ち行かなくなり会社更生法を適用される会社になり一つの夢は消えました。
そのVANの凋落と重なるようにBoat House,BEAMS,SHIPS,Crewsのストアーブランドのロゴ入りトレーナーに火がつきました。
勿論僕はこの当時の四種の神器(笑)を全て持っていましたが手に入れるのには結構苦労した記憶があります>_<
特にBoat Houseは異常なまでの人気で僕の記憶が確かであれば店内への入店制限がかかった店で、当時の衣料品販売の坪あたり売上高の世界記録を樹立したと記憶しています。
たまたまほとんど使用していなかったBoat Houseのロゴの入ったキャンバス地のトートバックが数年前見つかったのですが、chojolyがそれを見て「カワイイ!」
今で彼女が使っています(笑)
VANは雰囲気作りの名手でした。
その独特の感性から生み出される翻訳機能を使って東海岸のIVYスタイルでの名称を実にそれらしい造語で表現して定着させる技は類を見ないものだと思っています。
ちなみにこのトレーナー。
正式名称はスエットシャツです。しかしVANはこれを世にリリースするにあたりネーミングをトレーナーに変えました。
理由はボクシングのトレーナーがよく着ているシャツだから。
日本ではとうの昔に完全に市民権を得ているトレーナーという単語。
こういったVANの感性にはただただ脱帽です。
スイングトップといえばどこかで聞いたことがあると思うでしょう。
そう、実はこれもVANの造語マジックで作り上げられた言葉です。
東海岸IVYリーグの学生たちはイギリスはバラクーダ社のG9モデルのジャンパーを好んでいたようです。
それを真似てVANが日本で販売しようと思った際につけたネーミングがスイングトップです。
この造語はゴルフプレーヤーの多くが好んでG9モデルを着用していることに目をつけて、ゴルフプレーヤーのスイングと上半身に羽織るトップをつなげた造語です。
なんの違和感もなく今でもスイングトップと云っている人達がいることを思うと、そのネーミングのセンスとIVYファン以外にも定着させる影響力の強さに驚かされます。
フィシャーマンズセーター(ニット)といえば、あの厚手の編み込みのセーターとすぐにピンとくるでしょう。
しかしこれもVANの造語>_<
正式名称はアランセーターです。
イギリスのアラン島に伝わるニットで実はあの編み込みは日本の家紋と同じように全ての家々でオリジナルの編み込み模様があります。
それは主に生計を漁業に頼っていたアラン島では荒れ狂う海で海難事故も多かったようです。
その際漂着したセーターの模様で本人確認が出来るようにとの生活の知恵だったのです。
VANは考えたのでしょう、アラン島と云っても日本ではよく分からない。
そこで漁師のフィシャーマンを冠したニットにすることで本来の意味からも外れず日本人にも馴染みやすいネーミングにした訳です。
期待もしないで検索してみたら驚くべき画像を見つけました!
BOBBY BARNON...通称BB
これは僕が社会人一年生の際にお世話になった会社のBritish tradのブランドで、VAN OBの方が立ち上げたブランドでした。
30年以上前、僕は上から下までこのブランドに身を包み毎日のように都内のメンズショップを営業していました。
このBB、なかなかいい服作りをしていてウールは鐘紡の18番フランネルにこだわり縫製やディテールも凝った作りをしていました。
その結果プライスゾーンもそこそこで、30年以上前でウールのシングルのブレザーが39000円、トラウザースが18000円、スーツは50000〜100000円の間でした。
そして社販で半額以下で購入できたのですが僕は常に売り掛けが50万円以上あり、毎月売掛け金の10%が給与天引きでしたので常に5万円以上引かれていた訳です、23、4歳の若造の分際で>_<(笑)
VAN社に入ることもIVYルックを続けることもなく、あれから30年以上が過ぎてしまいました。
しかしVANが今の自分の価値観に少なからずの影響を与えいることは明確に自覚症状があります^ ^;;
僕にとってVANやAppleは洋服やコンピュータを作った会社でなく、洋服やコンピュータを通して「文化」を作った会社です。
今回men's shop KAWAMURAさんを見て、「変わるもの」と「変わらないもの」を感じたような気がします。
「文化」って変わらなんですよね^_<
コメント: 6
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#1
晃ちゃん、こんばんは。
Boat House,BEAMS,SHIPS,Crewsのロゴ入りトレーナー、めちゃめちゃ懐かしい!この四種の神器(私も笑)の中で持っていたのはSHIPSのみ。
それからスイングトップ……これも懐かしい響き!そんな言葉があったよね。今もあるのかな?
そしてそしてフィッシャーマンズセーター。これ、ホントに流行ってたじゃない!?私も気に入って着ていました。
変わるものと変わらないものを感じられる感性を持ち合わせている晃ちゃんはとても素敵です。
素敵であり続けられるのは、そこかな(๑•̀ᴗ- )✩
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#2
アールマッカちゃん、こんにちは^ ^
コメントありがとう^ ^
今朝はユーミンじゃないですが「冷たい雨」>_<
また冬に逆戻りみたいな天気ですね。
四種の神器(笑)、爆発的なヒットでしたよね!
今にして思えばBoat HouseはDCブランド的な走りでオーナーの下山さんのキャラが際立ってきましたし、BEAMS,SHIPSは元祖セレクトショップ的だったのかな。。。
BEAMSは今でもそうですしBEAMSから独立したUnited Arrowsもそうですね。
SHIPSはMIURA&SONSとしてやっていたことから知ってます。
唯一Crewsが純粋にtradを追求していたイメージがあります。
僕たち世代にはトレーナー、スイングトップ、フッシャーマンズセーター、ダッフルコートなどは覚えておくべき必須単語でしたね^ ^;;
僕は洋服のいろはだけでなくそこでライフスタイルというものも勉強したような気がします。
VANの創業者で今は亡き石津謙介先生に「お洒落な人じゃなく洒落た人になるんだよ」と教えられてからそれを目指してもう数十年(笑)
どこまで出来ているか疑問ですが>_<
こうしてバーチャルで繋がったガールフレンドに素敵です、なんて過分な評価を頂くとやっぱり嬉しいです^ ^;; ありがとう♡
このブログは僕の生きた証、思い出玉手箱として残しているのですが、学生時代や社会に出てから知り合えたリアルでの友人知人以外に、アールマッカちゃんはじめバーチャルでの知り合いともこうして親交を深めることが出来るってまさしくインターネットの功罪の功の代表格^ ^
本当にありがとう^ ^
ところで世界的な天候異変はコーヒーの産地にも深刻な影響を与えているようですね。
先日馴染みのその業界ではそこそこ有名なロースターのオーナーが教えてくれたのですが、ブルーマウンテンが全く採れなくなってきているみたいでUCCも自社農園から撤退したとか>_<
そう聞いちゃうと急にあの味を確かめたくなり、久々にブルーマウンテンを手に入れてみました>_<
マメ本来の味を楽しみかったのであまり深い入りじゃないシティーローストぐらいの豆をコーノ式でじっくり入れてみたのですが、今更ながらブルーマウンテンのバランスの良さに驚きました。
ある意味特徴がないのが特徴と思えるぐらいの苦味、酸味、甘味のバランスの良さは「上品」という言葉以外見つかりませんでしたね^ ^;;
いま手に入れることが出来た訳ですからオールドクロップでしょう。
でもエイジド以外はニューかオールドか以上にいつ焙煎したかが大きいですから、焙煎して三日目の一番落ち着いた状態でのブルーマウンテンは至高の味でしたよ^ ^
アールマッカちゃんのお気に入りの豆があったらまた教えてくださいね^_< - #3
- アール・マッカ (金曜日, 18 3月 2016 00:42)
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晃ちゃん、こんばんは。
ブルマンの品薄は去年の春頃から決定的になっていて、一部のロースターからは姿が消えていましたよね。
私も品薄の話を聞いた時は、しばらく飲めなくなると思って、買いに走ってしまいました(^^;;
好みの豆が私のように甘みや香りが強いものだと、あの絶対的なバランスの良さは、それはそれで大きく頷いてしまう風格すら感じます。
さてさて、私がルワンダ・ムヨンゲがお気に入りだという話は以前したような気がするけれど、今は同じルワンダのバフコーヒー・ニャルシザを楽しんでいます。
ムヨンゲとは違って、口当たりがシルキーで、ほんのりとした酸味が感じられて、舌の上で転がしながら楽しんでます(笑)
朝はマンデリン・スマトラタイガー、夜はルワンダ……
小春日和ないい気候になってきて、愉しむコーヒーもいつもと違うものにしてみました。
今宵はどんなコーヒーをお愉しみですか?
- #4
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アール・マッカちゃん、こんにちは^ ^
ブルマン、市場から消えちゃうの?!問題は去年からだったんですね>_<
それを聞くとますますあの味を記憶に残しておきたくなりますね、なんか手に入れる豆でブルーマウンテンを指定する回数が多くなりそう^ ^;;
それと「風格」ね、さすがアール・マッカちゃん^_<
確かにそうですね、あのバランスの良さは他の追随を許さないコーヒー豆の王道としての風格かもしれません。
ゲイシャのようなどこか紅茶でもイメージさせるようなものでもなく、コピ・ルアックのようなコーヒーらしからぬフレーバーとチョコ?と感じさせる風味でなもく、まさしく珈琲の中の珈琲がブルーマウンテンの位置付けでしょうね^ ^
確かにルワンダ・ムヨンゲは前に教えてもらいました^ ^
ネットでは見かけるのですが残念がら僕が通うロースターではまだ出会えていないんです>_<
せっかく教えていただいたのでなるべく信頼の置けるロースターで手に入れたいと思っているのですが、恋い焦がれてもなかなかご縁って簡単には結ばれないものですね(笑)
バフコーヒー・ニャルシザ。。。
これも初めて耳にします!
確かムヨンゲは広がる甘みでしたよね?で、バフコーヒー・ニャルシザはシルキーで、ほんのりとした酸味。。。
いや〜、どちらも興味津々^ ^;;
甘みを感じるコーヒーは好きですし、数年前までは濃いめのキリマンジェロが一番のお気に入りでしたので上質な酸味も大好物です^ ^
前に話しましたかね?珈琲があまり好きとは云えないbabarinaに美味しい珈琲の淹れ方を伝授しまして^ ^;;
忙しさや諸事情で暫くの間はコーヒーメーカーに頼っていたモーニングコーヒーも、今やbabarinaが淹れてくれるようになりました^ ^
で近頃の僕の朝はマンデリン、アール・マッカちゃんと同じです^ ^
あの苦味の効いたストロングな感じが体と頭に染み渡って体が目覚めてくるような感じがするんですよ^ ^
先日ありがたいことにコーヒー党の僕のために部下から豆をプレゼントされたのですが、それがグアテマラ^ ^
ロースターの違いからでしょう、自宅でそのグアテマラを淹れてみると妙にきつい酸味が。。。
焼き色もハイローストぐらいでしたので酸味よりも苦味を強くしたいと思い、自分で焼いてみることにしました^ ^;;
一度焼いているものなのでチャフもありませんからフライパンで焼いてみました。
絶え間なくフライパンを回しながら焼くこと10分前後だったかな?
僕が感じるフルシティローストの色で止めて、ガラスの器を往復させて粗熱を冷ましてから短時間冷蔵庫でさらに冷やして余熱で焼けるのを止めました^ ^
で淹れてみると。。。
まずは当たり前ながら豆のふくらみに驚き>_<
で味は見事に酸味が後退して香ばしさのある苦味が前面に出てきて、香りは前以上に少し果実を感じさせるようなフレーバーになりました^ ^
一挙に500gも頂いたこともあり近頃の夜はこの「再生グアテマラ」が多いですね^ ^;;
で、この人生初焙煎に気をよくして(笑)
今まで比較的避けてきたハイロースト系の豆にも手を伸ばして、気に入れなければ自宅での「フライパン焙煎」をしようかと^ ^;;
ところでアール・マッカちゃんは、今はなき青山の大坊珈琲店で珈琲を楽しんだことはありますか?
何かの機会で教えてくださいね^_<
- #5
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フライパンロースターの晃ちゃん、こんばんは(笑)
そこにいきつくところが晃ちゃんらしいです。素敵!
私なら我慢して飲んでいたかも…
そうなのね、朝はマンデリン。最近特に好んで飲んでいるけれど、昔これが苦手だったとは、我ながら不思議な気がしています。
さて、大坊珈琲店のこと。
珈琲に目覚めて、自分で淹れて飲むことよりも、気に入った珈琲を淹れてくれるお店をあちこち探し回っていた頃出会いました。
行ってみたい!と思ったのは、友だちから豆30gに100ccのお湯で美味しい珈琲淹れるお店があるって聞いたから。
最初は耳を疑ったわ。30gに100ccって。どう考えてもその美味しさを感じ取れる自信がなかったけれど、とにかく飲んでみたい!という気持ちだけで訪ねていったような気がします。
今よりぜ〜んぜん珈琲のことを知らなかった私だったけれど、珈琲を淹れているところをジッと眺めながら、ただただ苦いだけを想像していた珈琲が、全く想像と違ったことを覚えています。
ネルドリップを買ったのもこのあたりだったかもしれません。
もう一度……はなく閉店してしまったことが残念でなりません。
- #6
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アール・マッカちゃん、こんにちは^ ^
フライパンロースターの晃ちゃんです(笑)
僕の性格は凝り性とどうでもいいでしょう(笑)が混在していまして、四角い部屋も丸く掃くO型なんです>_<
ちなみに仕事中はA型の権化と云われアフターファイブはB型の極みと思われてるんですがね^ ^;;
そんなことでインテリアや珈琲みたいにこだわりを持つものになるとどうにも守備範囲が狭くなる>_<
さらにコーヒー豆の焙煎にも興味津々だったので思わずやってしまいました^ ^
なんか癖になりそうです。
僕に間接的に大坊珈琲店を教えてくれたのは今は亡きVAN JACKETの創業者にして僕のライフスタイルに大きく影響を与えてくれた石津謙介先生です。
青山にお住まいだった先生がある日香ばしい香りに誘われて開店前の大坊珈琲店に足を運んだそうな‥
そこで先生が目にしたのは焙煎したての豆をさらにハンドピッキングしている大坊氏の姿。
その真摯な職人姿と供された異次元と思える珈琲の味とコクに胸を打たれた‥との話を、石津先生の直近だったアパレル時代の僕の上司から教えてもらって知ったのでした。
東京珈琲四天王のカフェ・バッハや先日伺うことができたカフェ・ド・ランブルもいい喫茶店でしたが、衝撃としては大坊珈琲店が一番でした。
僕も同じくあの店でネルドリップの底力を思い知らされた気がしてます^ ^
アール・マッカちゃんならご存知かもしれませんが、大坊珈琲店は閉店に際し限定刊行で「大坊珈琲店」という本を出版しました。
どうもその本が一般通版として再刊されたようなのです!Amazonで見つけました^ ^
すぐにワンクリックで注文(笑)
今はまだ読むべき本が先行して数冊ありますのでゴールデンウィーク中でにも読んでみたいですね、大坊珈琲店で供された深いコクと独特の甘みを感じられるような珈琲とともに‥
そんなこともあり多分アール・マッカちゃんなら体験済みと思い話を振っちゃいました^ ^;;
早々のお返事ありがとう^_<

