薔薇に興味関心?
本年度からの配属先のスタッフにガーデニングを趣味にしている人がいます。
その方、よくよく聞いてみると薔薇を育てて20年の大ベテランでした。
そんなことでよく薔薇の話を聞かされていたのですが、薔薇は春と秋の年に二回咲き、関東で一番大きなのが千葉県の八千代市にある京成バラ園であることを教えられていました。
しかも薔薇にはいくつもの品種があり、そのネーミングには往年の女優も多いことを教えてもらいました。
ネーミングにハリウッドの女優の名前。。。
こういった小洒落たことに妙に弱い僕は、さっそく薔薇にネーミングされた女優達を調べてみました。
イングリッド・バーグマン
エリザベス・テイラー
カトリーヌ・ドヌーブ
オードリー・ヘップバーン
ジーナ・ロロブリジーダ
ソフィア・ローレン
マリア・カラス
マリリン・モンロー
ジャンヌ・モロー
まだあるかも知れませんが、こんな名前が検索されました。
北欧の美女、スウェーデン生まれのイングリットバーグマン。
イギリス生まれで「クレオパトラ」で主演を担ったエリザベステーラー。
「ひまわり」での演技が忘れられないソフィアローレンはイタリアの女性。
パリで生を受けたカトリーヌドヌーブは「シェルブールの雨傘」が有名。
そして我が家のリビングのフォーカルポイントにもなっているイラストの説明不要なオードリーヘップバーン。
この女優名の薔薇に関心が一層強まり、秋の京成バラ園へ出かけることにしました。
折角なので船橋で
京成バラ園に向かう途中の船橋にラーメン好きには名の通った名店があります。
店の名は赤坂味一。
名前の通り元は赤坂で営業していて船橋に移転してからも創業の地の名前を店名に冠しているようです。
11時半の開店ですが、僕たちが到着した時刻はほぼお昼で十名以上の行列が出来ていました。
ただ思いのほか回転が良くスムーズに流れて15分ほどで店内に通されました。
店の外にまで広がる煮干しの香りに、永福町大勝軒の暖簾分け、門下生と思ったのですが、調べてみると全くの無関係のようです。
しかし供されたラーメンはチャーシュー、メンマ、ナルト、ネギの永福町大勝軒の王道トッピングの面々ですし、器のデザインも形状も色彩も、一回り小さい大勝軒のそれです。
食してみるとスープはほぼ大勝軒同等の煮干しをベースにした醤油で、僕にとっては慣れ親しんだそれでした。
ただし麺は全くの別物。
中太で少し縮れてて固ゆでのそれは、しっかり噛むことで小麦感を感じるもので、やや柔らかめで噛むより喉越しに重きを置いている永福町大勝軒系とは真逆でした。
慣れすぎた大勝軒系の噛み心地、喉越しからは一瞬違和感を感じましたが、慣れるとこれはこれであり。
いや大ありです。
唯一の不満はスープの量。
ベストがラーメンの麺はすべてスープの中に沈んでいることの僕にとって、その部分だけはいただけませんでした。
しかし、コストパフォーマンスも含めて煮干しだし魚介系ラーメンの首都圏の名店に間違いありません。
ご馳走様でした。
来ました、京成バラ園
赤坂味一から東に向かって一時間弱で到着した京成バラ園。
入場料を払って中に入ると、1600種類、10000株の薔薇が出迎えてくれました。
つい数年前まで、薔薇とカーネーションの見分けもつかなかった自分が、自らロースガーデンを訪れるようになるなんて夢にも思わなかったのですが、人は変わるものですね(笑)
正に咲き誇るという表現がぴったりのローズガーデンでで薔薇を見ていて気が付いたことは、色の違いだけでなく形状の違いも結構あるということです。
一枚一枚の形状も違えば大きさも違う、さらに葉の枚数も違い、その結果として同じ薔薇でも印象がずいぶん違います。
個人的な好みで言えば、葉の数は多くなく葉の形状も複雑すぎないのが好きですね。
カラーは赤かピンクに心が動くようです。
薔薇は一輪ずつ見ても言うまでもなく綺麗なのですが、咲き誇ってる姿も壮観です。
薔薇作りに凝りだすと種類を増やしていき、ちょっとした薔薇の森を作りたくなるようですが、この壮観な光景を目にするとその気持ちが理解できますね。
薔薇の数に比例してその香りも強くなり、気分も高揚します。
装飾の色とりどりの薔薇と秋の青空が美しいドームをバックに記念撮影。
薔薇には他の華にない独特な「華」がありますね。
薔薇の楽しみの一つにその香りもあります。
園内の売店では薔薇を使ったものが販売されていましたが、先ずは定番かな?ソフトクリームを頂きました。
薔薇とバニラのハーフ&ハーフのソフト、その味は正に薔薇。
でも考えてみると薔薇そのものを食べたことはないわけですから、薔薇の味など知りようがありません。
なのになぜ薔薇の味なのか。。。それは偏に香りです。
実は食べ物の「味」の決定には香りが大きく関わっています。
目をつぶって鼻を抑えてコーヒーを飲むと、それが何の飲物かほとんど判断できないといわれています。
ですから薔薇のソフトからの薔薇の香りに、薔薇の味を感じてるのです。
同じことはローズサイダーにも言えます。
ただこのサイダーを購入した一番の理由は他にあります。
それは何かというとこのローズサイダーのラベルがとてもキュートだったから。
ですから飲み干した後のビンは自宅に持って帰り、水に食紅を入れて薄ピンクの水を作り、それを詰めて部屋のインテリアとして使ってます。
薔薇園に隣接する薔薇の苗木をはじめとする関連商品を販売しているガーデンセンターもかなり広大。
大半が薔薇の苗木や成木ですが、一部それ以外の植物がありました。
薔薇好きの同僚から一鉢だけ手にれて育ててみてはとの強い提案を受け、大人げなく断るわけにもいかず、また自分も少し薔薇に魅かれてきてることもありミニ薔薇という、育っても50cmにも満たないという薔薇を手に入れてみました。
家では室内で育てることにしました。
クリスマス前までぐらいは深紅の薔薇を楽しめるかも。
嬉しいですね。
ガーデニングを趣味に持つスタッフと共に仕事をしていると、自然とそれに関する知識が増えていきいます。
これまで冬のガーデニングなど毛頭考えもなく、言ってみれば冬眠期間だったのです。
しかし冬に楽しむ花の話をされ、さらにチューリップの球根も忍ばせておくと春にハイブリッドな花模様を楽しめるという夢のような話に思わず乗ってしまいました(笑)
そして選んだのはパンジー。
僕が愛してやまないジョージア・オキーフが好んでモチーフとして選ぶ花です。このパンジーをウッドのプランターに赤、紫、黄色の三色で植えました。
そして春の密かな驚きのための仕掛けのチューリップは、赤のパンジーのプランターには黄色、黄色には赤、紫には白の球根を忍ばせました。
これで順調に行けば来春、三色のパンジーと三色のチューリップが同じプランター内に寄せ植えされたの如く咲いている光景を目にすることが出来るはずです。
冬になると西風が強くなり、その通り道となるルーフバルコニーを避け、東側に面したベランダに置いたパンジーのプランターはリビングからも見えるベストポジション。
今年の冬は薔薇とパンジーで今までとは違った楽しみが増えました。
我が家のニューカマーと気になるものと思うこと
ピアノリサイタル
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