我が家の年の瀬の恒例イベントといえば「Paris Match Xmas Concert」
例年は日本橋の三井ホールで行われるのですが、今年は恵比寿ガーデンプレイスのザ・ガーデンホールでの開催でした。
Paris Match結成15周年の節目のコンサートが大好きな恵比寿ガーデンプレイスで行われるというのはうれしい限りです。
ちなみに何故そこまで恵比寿に思い入れがあるかと云いますと‥
かつて僕が経営していた会社が渋谷にあり住まいが中目黒にあった関係から代官山や恵比寿はお散歩コースでして、今は無くなったお店も含め仕事の打ち合わせや食事に飲み会と多くの思い出が残る場所な訳です。
ライブやコンサートはその時間帯からまずゆっくり夕食をが無理>_<
そこでやや遅めの少しリッチなランチタイムを過ごすことにしてますが、今回は前から是非伺ってみたかったイタリアンを予約しておきました^ ^
chojolyが入籍したこともあり、そのお祝いも兼ねてchojoly夫婦も誘って少し早めの二家族でのクリスマスパーティをしました。
義理の息子くんは飲めるのでアルコールを強く勧めたのですが、まだ気を使っているのかな?僕たちに合わせてブラッドオレンジジュースでの乾杯となりました。
お楽しみのお料理です。
結構豊富なランチコースの中から、この店の売りであるズッパの入ったお勧めコースを選択。
一皿目はアンティパスト。
これは有機野菜を使ったバーニャカウダ。ソースが上品で絶妙な塩加減でした。
二皿目はアンティパストミスト、7種類のアンティパストの盛り合わせです。
皆美味しかったのですが特に驚いたのが以下の二品。
ガラスのスプーンに乗ったあんぽ柿とプロシュートのインボルティーニ。
これは僕も作り一昨年かな?ペコリにも投稿したメニューですが驚きはソースでした。
なんと里芋のペーストを添えてあったのです>_<
それとアランチーニに添えられたオレガノと生クリームの効いたトマトソース。
絶品でした>_<
三皿目にズッパが供されました。
なんと、蕪とゴルゴンゾーラのズッパの黒トリュフ添えです、今回のコースの中で1、2を争う美味しさでした。
ゴルゴンゾーラが邪魔することなく蕪の旨味を引き出したトリュフの香りを纏ったなめらかで上品なズッパで、大きめのクルトンが食感に変化を与えていました。
二皿目のプリモピアットは今が旬の富山産香箱ガニを使ったパスタ。
ソースは最高!パスタの茹で加減が少々長すぎ?と感じた一品。
セカンドピアットとして供されたのは牛のラグーのリガトーニ添え。
トマトソースで煮込まれたラグーは摩り下ろしのペコリーノロマーノと相まって実に美味。
添えられたショートパスタの茹で加減はいい感じのアルデンテでした。
ドルチェも凝ってましたね^ ^;;
洋ナシのコンポート?の上に生クリームとカスタードクリームを層にして敷き詰め少しキャラメリゼさせ、その上に冷たいミルクチョコレートを乗せてエスプレッソで仕上げた小麦か、何かのお煎餅?を配したとか‥
まあ、全てが「甘い」なのですが、各々の素材の持つ甘さの違いを楽しむ一品のようでした。
画像はありませんがこれに珈琲が付きます。
決して珈琲好きとはいいかねるbabarinaは紅茶のオーダーでしたが、彼女以外は皆珈琲。
で、ここの珈琲の感想は‥
多分使用している豆はブラジルサントスとマンデリンのブレンドでしょう。
ローストはブラジルがシティロースト、マンデリンはフルシティローストかイタリアンローストでしょう。
多少の気泡があったので抽出方法はマシン抽出かドリップでしょう。
マンデリンを連想させる少し力つよい香り、いかにもイタリアンの食後に供されるようなボディ感のつよい濃いめの抽出でしたが、どこかベースに微かな邪魔にならない酸味を感じました。
これがブラジル、マンデリンブレンド説の根拠です(笑)
なかなか美味しい珈琲で、さすがに都内イタリアンで常に食べログ評価4以上の名店は最後まで手抜かり無しでした。
ホスピタリティも申し分なくクラシコイタリアンのスーツに身を包んだ洗練されたイケメンぶりよりも、笑顔を絶やさずよどみなく全てのお料理の産地、素材、調理方法を説明されたことに驚かされました>_<
長めのランチタイムの後娘夫婦と別れてから、17時の開場まで恵比寿三越でウィンドショッピングを楽しみ会場入りしました。
恵比寿大好きな僕ですが、このザ・ガーデンホールに足を踏み入れるのは初めて‥
規模は日本橋の三井ホールとほぼ同等ですね。
会場に入り辺りを見渡しましが、やはり客層は30代からから50代中心のよく云えば「大人層」(笑)
かつての彼らのキャッチコピーに「ボサノバやジャズを取り入れた大人のJ-POP」みないなのがあったような気がしますが、まさしくそれを具現化した客層^ ^;;
去年まではなかったコンサート中盤での20分間の休憩というのもリーダー杉山さんの華麗なる加齢(51歳)からくるもの?(笑)
嬉しかったのは会場で11枚目のアルバム、「11(イレブン)」を手に入れることができたこと^ ^
車の中でこのアルバムを聴きながら帰路に着いたのは云うまでもありません^ ^;;
18時に開演となったコンサートもアンコールを含め終了したのは20時半を過ぎていました。
会場がガーデンプレイスだったこともありお陰様で今年二度目のbabarina同伴でのバカラのシャンデリアを楽しむことが出来ました。
時間も時間でしたので夕ご飯をと思ったのですが、ガーデンプレイスから恵比寿駅周辺の飲食密集地帯までは少し歩きます>_<
いくら暖冬とはいえ12月の夜の身にしみる寒さの中、元気にったとはいえ病を抱えるbabarinaとそこまでお散歩というわけにはいかなかったのでガーデンプレイスの39階のレストラン街で軽い夕食にしました。
時間的にラストオーダーが近い店もあり選択肢は少なかったのですが、二人の好物の北海道産の魚介類を供する店を発見^ ^
お昼のランチとは打って変わってイクラと蟹の丼物を夜景を楽しみながら食べるという、なんともレアな体験の晩御飯になりました^ ^;;
外で体験した美味しいものは味覚の記憶があるうちに早めにコピーが信条の僕^ ^;;
今回フィオッキでいただいたメニューの中から、蕪とゴルゴンゾーラのズッパ、香箱ガニのリングイーネ(香箱ガニはカニ缶と蟹子で再現予定)、アランチーニ のベースとなったオレガノの効いたトマトソース(アランチーニではなくミラノ風カツレツで作る予定)を23日、我が家のクリスマスパーティのメニュとして 作る予定です^ ^
その様子はいずれ僕のレシピサイト、ristorante salvatoreにアップしますね^ ^
時節柄何かと気忙しい日が続きますが、皆さんもご自愛の上素敵なクリスマスをお過ごし下さい^_<