ロースター環境に恵まれた我が家
僕には自宅から車で行ける範囲内にお気に入りのロースターが4、5軒あります。
各々のロースターは皆個性が違い、イルガチェフならあそこ、ブラジルサントスNo2ならあの店、珍しい豆を手に入れたいならあのロースターと別れています。
そんな中自宅からも近く、マンデリンのフルシティローストの焼き加減が絶妙な店があります。
もともとは直火焙煎機のある喫茶店でロースター専門ではないのですが、ことマンデリンの深煎りに関してはかなりハイレベルです。
直火焙煎でマンデリンのローストが上手い店
この店、本来は純喫茶、それも結構昭和な感じです(笑)
ただお店の扉を開けると店内の一番奥にガラス張りの焙煎室があり、直火の焙煎機が見えます。
そして品種は多くありませんがコロンビア、モカ、キリマンジャロ、ブラジル、マンデリン、グアティマラ、ブルーマウンテンと一通りの顔ぶれは用意されています。
マンデリン以外はおおよそシティロースト。
まあ豆本来の味も楽しめる焼きなのですがマンデリンだけはフレンチローストで、この焼き方が絶妙なのです。
コーヒー豆は焼きが強いほど炭化に近づき、結果苦味が増します。
マンデリンは力強い風味が特徴の豆なので焼きが強い方が豆の特性を活かすといわれています。
僕は週末に三種類の豆を100gづつとエスプレッソ専用の豆を100g 購入します、つまり40数杯分です。
そんな中でマンデリンだけは不動で必ず毎週手に入れます、つまりそれぐらいマンデリンの風味が好きなのです。
つまりこの店のマンデリンは自称マンデリン通の僕が認めたマンデリン(笑)
そして嬉しいサースがこの店は各豆に焙煎日を表示しています。
僕の持論ですが美味しいコーヒーの重要な要素の一つがいつ焙煎したか。これは豆の種類以上に重要で、極論すれば一ヶ月前に焼いたブルーマウンテンよりも昨日焼いたブラジルの方が美味しい。
僕の知りうる限り焙煎日を表示している店はここしか知りません。毎日焼いてますよいう店も数件知ってますが、そのうちの一件は明らかにま眉唾でした。
某有名な喫茶店ブランド名の入ったコーヒー豆は、お洒落な雑貨店にも置いてますが賞味期限しか記載されていません。
とある有名なロースターには驚くほどの品種の豆を取り揃えていますが、いつ焼いたのかがわかりませんし尋ねることができる雰囲気でもありません。
そこで購入したモカマタリはドリップの蒸しの段階で全く豆が膨らみませんでした。
それぐらいいつの焙煎かは大切なのです。
店内でギターコンサートの予告
ほぼ毎週通うこの店にその案内を見つけたのは確か三月だったはず。
入り口にギターコンサートの立て看板があったのです。
決して広いとは店内でコンサート?と思ったのですが女店主曰く偶然ながら店内は音響効果が良いとのこと。
それで狭いながらもここで何度かやらせてもらったとか。
これはいい、ということで早速babarinaと二人で予約して当日出かけました。
吹奏楽でトランペットを吹いていた僕。
そんな関係でクラッシック音楽にも通り一遍の知識は持ってます。
ただ世の中にはギターのための曲というのもあることを知りました、まあ考えてみると当然至極なのですが^ ^;;
特に日本人のギターの為の曲作りをしていて若くしてこの世を去った佐藤弘和さんという方の曲はとても印象的でした。
6本の弦を持つギターの特徴を上手く活かしたメロディアスな旋律は聞いてて実に心地よく、もっと聴き続けていたいという気分にしてくれました。
チェリーブロッサムと約束、青空の向こうに問いう二曲を演奏してくれました。
またクラッシックでは有名なドビュッシーの亜麻色の髪の乙女に、どこかで聞いたことのあるグラナドス作曲のスペイン舞曲五番など計12曲を2時間ほど楽しませてもらいました。
毎週のように豆を購入してる常連だからでしょうか、席は最前列を用意していてくれて初めてこの喫茶店で飲む珈琲はグアティマラでしたが僕とbabarinaの分だけ容器がロイコでした(笑)
他のジャンルでもそうですがやはりライブには録音等したメディアとは違う臨場感、一体感があり好きですね。
こんな小洒落た企画なら隔月でやって欲しいぐらいです^ ^
法要と偲ぶ会
利尻ラーメン味楽
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