誕生日は有給でスーパープレミアムフライディ
5月21日のbabarinaの誕生日には名古屋飯聖地巡礼ツアーを敢行しました。
6月9日の僕の誕生日には有り余る有給を使って丸一日お休みのスーパープレミアムフライディ(笑)にして那須高原にドライブとしました。
ゴールデンウィークで計画していた二期倶楽部でのランチ。
でも大渋滞で急遽予定変更した時のリベンジも兼ねてます^ ^
梅雨に入りましたが何せスーパー晴れ男の僕^ ^
晴れ男に似合ういいお天気の中東北自動車道を北上し一路那須高原へ。
いつもならジーンズ。
でも今日のランチは二期倶楽部。スマートカジュアルのドレスコードに合わせていつものカジュアルより少しだけドレスを意識し、僕はチノにメッシュのスリッポン、babarinaはホワイトジーンズにコシノヒロコのブラックラメのスニーカーにしました^ ^
予約しないと買えないパン屋さん?
去年かな?一昨年だったかな?那須に一泊の旅をした時に偶然見つけた森の中のパン屋さんnaozo。
ほとんどが予約で売約済みで店頭には数えるほどのパンしか並んでなかったこの店。
娘たちへのお土産、特にパン好きのjijottyのためにも今回は電話で予約を入れておきました。
お昼ぐらいに焼きあがりますとのことでランチ前に立ち寄ると、常連さんは焼きあがり時刻を知ってるのでしょうか、もう何人もが店内に>_<
すでにバゲットは残り2本しかなくベーグルもわずか。予約しておいてよかった。
それにしてもパンだけで4500円分も購入したのは人生初の経験^ ^;;
ランチは二期倶楽部
ランチは二期倶楽部ガーデンレストラン。
天気も良く今日はテラス席がいいな‥なんて思いながら予約時刻より少し早めについてラウンジでひと休み。
接客慣れしたウエイトレスに笑顔で外でのランチをすすめられ嬉しくテラス席へ。
高原の肌をなでるような優しい風、目にも優しい新緑の木々‥
フランス産のノンアルコールのシャンパンで乾杯しました^ ^
前菜はスモークドサーモンのサラダ バルサミコソース添え。
スモークドサーモンにバスサミコ?
イタリアンでは考え難い取り合わせでしたがフレンチではありなんですね、そもそもイタリアンでスモークドサーモンはまず使わない食材だと思いますが^ ^;;
これがまた結構いけます。
実は僕はあまりスモークドサーモンを好みません、少し残る生臭さがきになるのです>_<
ところがバスサミコが程よくそれを消してくれるんですね。
スープはビシソワーズ、卵白の泡が添えられています。
エルブジ発の調理方法はもうレギュラーになってますね。
エスプーマで作られた卵白の泡と上質なオリーブオイルが、とかく単純な味になりがちなビシゾワーズに深みとコクを与えて美味しくいただきました。
メインは菜彩鶏胸肉の低温調理 グリーンソース添え。
鶏肉のコンフィですね、その後に焼きを入れた感じです。グリーンソースのメインはイタリアンパセり、そこにケッパーやニンニクを入れたものとの説明でしたが、塩分を担ったのはアンチョビじゃないかな?
とかくパサつく胸肉もコンフィにするととてもジューシーで胸肉のイメージを変えてくれました。
ソースも塩分がやや強めでしたがあっさり目の胸肉のソースにはこれぐらいがちょうどよく流石二期倶楽部と思わせる一品でした。
デザートは苺のムース メロンソース添え。
驚きは苺ムースの上に乗せられたバルサミコのムース?デザートやアンティパストでバルサミコ酢に出会った記憶はあまりないな‥
ところが‥
これがいい感じに合うのです、苺のムースに深めの甘みのメロンソースと絡むのですが、これにバルサミコの酸味が加わることで甘みの方向性が変わり、幅が広がる感じがしたのです。
これは素敵なマッチングでした^ ^
珈琲通の僕としてはこれも記しておきます。
そこそこ有名なレストラン、リストランテで最後に供される珈琲でも特筆ものはそんなになかったのですが、ここは違います。
決して抽出が濃いわけじゃにのにスッキリした苦味だけで実に美味しい珈琲でした。
間違いなくオリジナルブレンドか腕のいいロースターでブレンドしてもらってる珈琲でしょう。僕の想像ではベースは東ティモール産の豆がベース。
それをフルシティローストしたものにスマトラマンデリンのフレンチローストとをブレンドしてるんじゃないかな‥
久々にクリアな苦味のあっさり目の珈琲を頂きました。
至福のランチタイムをありがとうございます^ ^
藤城清治の世界
名前は知らなくても絵を見れば、あ〜と思い出す、誰もが一度は見たことのある絵‥
それが藤城清治の絵、その美術館に行ってきました。
エントランスを通って美術館に行くまでにはちょっとした森の中を歩きます。
その途中にレンガ造りのチャペルがありました。
そこには藤城清治作のなんとも独特なメルヘンの世界を表現したステンドグラスが。
この猫、確かにどこかで見たことがあります。
絵画のような、切り絵のような、影絵のようなこの独特の世界観。美術館を見てその意味がわかりました。
黒い顔と体、人なのに猫のような目、独特の色彩感覚‥
一度見たら忘れることのできない藤城清治の世界。それはどこか欧風のメルヘンのようながら和を意識させるマインドを感じるとても不思議な独特なメルヘンの世界でした。
美術館自体も展示方法や回覧の方法が一般的な美術館とは大きく違い、とても自由な発想で藤城清治という人間の美意識、価値観、生き様、人となりを理解できるような仕掛けになっていました。
決して大きくない美術館なのに独特の世界観に二時間ほど引き込まれました。
温泉も久しぶり
那須で温泉といえば開湯千三百年を誇る鹿の湯。
栃木県でも最も古いだけにとどまらず日本でも三十二番目に見つけられた温泉だとか。
せっかくなのでこの由緒ある源泉を‥
と思ったのですが二期倶楽部の気分リッチなランチ、藤城清治の独特の世界観に浸った後に楽しむには少しレトロ感、湯治場感が強すぎます^ ^;;
そこで鹿の湯の源泉を引いて掛け流しで楽しめる松川屋の日帰り湯を楽しむことに。
ここは日帰り温泉は先着100名のみとなっていて宿泊客最優先のその姿勢にも好感を持てた次第。
お湯は硫黄の香りがする白濁の温泉感抜群のいいお湯でした。温度もちょうど良く特に露天風呂は良かった〜^ ^
高原の高台からは眼下に裾野のに広がる盆地が一望でき、新緑の木立に包まれたお風呂の周りから鶯、ホトトギスのさえずりも聞こいつも以上の長風呂になってました^ ^
晩御飯は十割蕎麦
晩御飯は那須塩原市に移動して十割蕎麦を供してくれる胡桃亭。
店内にはいかにも高級と思われるような陶器が置いてあり雰囲気にも気を使う心配りが感じられます。
僕は勿論せいろ、それと天ぷらの盛り合わせをbabarinaは鴨汁蕎麦を注文しました。
総じて蕎麦の美味しい店は天ぷらが美味しいのです。天ぷらは塩で食べるスタイルで天ぷらの素材の味とサクサク感を楽しめるので僕の好みです。
つなぎのない十割そばは打ち方が難しいのですが流石に口コミで高評価の店、風味も歯ごたえもなかなかのものでした。
返しも藪系とは一線を画す鰹節の旨味と甘みが感じられる好印象。蕎麦湯は蕎麦粉を入れて別に作ってるんじゃないかな、結構強いとろみのある美味しい蕎麦湯でした。
誕生日プレゼントはGLOBALの包丁セット
僕への誕生日プレゼント、今まではイタモンの装飾品類が多かったのですが今年はGLOBALの包丁セット。
今までお世話になったヘンケルの包丁の切れ味が悪くなったのを覚えていてくれたのでしょう、料理が趣味の僕には本当にありがたいプレゼントでした。
ちなみにNAOZOのパンを食べる際にと思い早速プレゼントされた包丁でオニオングタランスープを作ろうと、大きな新玉ねぎ6個を切ってみました。
切るときの角度さえ間違いなければ包丁の重さと手の重さだけです〜っと玉ねぎに入っていく切れ味の感覚は流石GLABALと感服した次第。
babarina、chojply、jijottyありがとう。
お陰様で今年も誕生日を迎えることができました。
今年はメモリアルな誕生日
多分誕生日の当日に旅行というのは過去になかったと思います。
babarinaの誕生日には名古屋へ、僕のそれは那須高原。
今年の誕生日、特にbabarinaのそれは記念なのです。ここでそんなことを書くと怒られちゃうかな?(笑)一つ年上の金のわらじで見つけた姉さん女房のbabarinaは今年の誕生日でとある記念となったわけです^ ^;;
思えばここまで晴れる日、曇りの日、雨の日、雪の日、嵐の日と人生天気もいろんな空模様を二人で経験してきました。
吹き飛ばされそうな大嵐も二人で命からがら抜け切ったこと、長い曇り空が続く中もう日の光は差し込まないのではと不安になったこと、雨のち曇り時々晴れの晴れ間に笑みがこぼれたこと、美しすぎる夕日に時間を忘れて二人で見入ったこと。
もう逆算の人生に入って数年。
この命あるが限り二人で手を繋いで歩幅を合わせながらゆっくり歩いていきたいです。
温泉で慰労会
梅雨入り前 六月のホームパーティ
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