jijotty、いらっしゃい
法要の前日から来てくれたjijottyのために腕を振るったイタリアン。
サーモン好きの彼女のために作ったアンティパストはサーモンとプロシュートのマリネ。
お刺身用のサーモンをスライスしてEXオリーブオイルでマリネして冷蔵庫で寝かせること約1時間。皿の周りにルッコラをあしらって、その中にサーモンを敷き詰め、その上にプロシュート。
塩味はプロシュートに任せてイタリアンマヨネーズを回しかけ仕上げはプロッコリースプラウト。
プリモピアットは新玉ねぎを使ってアマトリチャーナ。
セカンドカルネは大山地鶏のもも肉のローストをハニーマスタードで。
その皿もうれしい完食でした。
chojoly、いらっしゃい
亡母24回忌、亡父14回忌は自宅にて、私の読経での法要を行いました。
法要にはchojply夫妻も参列、家族全員が揃いました。
自宅での法要後は贔屓にしている料亭に車で向かいました。
先付けは白エビと胡麻豆腐だったかな?
白エビには思い出があります。甲殻類に弱い我が家、いや我が夫婦。静岡に行けば桜エビに魅かれ、北陸に足を延ばせば白エビの響きに引きよされるように富山にも足を踏み入れる。
しかし、期待過剰なのでしょうか。実食となると、桜エビ、白エビ共に美味しさの妄想で膨らみ切った味覚を満たしたことはなく、こんなもの?で終わるのが常でした。
しかし。。。この白エビ、味が濃い!美味し!本場の富山で食した以上に美味しいとはこれ如何に?!
八寸はうどの煮付け、数の子、桜団子に川エビのなにがし(笑)、桜マスの粽
どれもこれもひと手間加えられていて、さすが現代の名工の技、と唸ります。
椀物で供されたのは旬の筍と鯛のお吸い物。
上品で美味しい出汁に筍の香りがうっすらと移った、とても上品で体に染みわたる味でした。
多分昆布で軽くしめた鯛、鮪の中トロ、そして北寄貝の三種盛のお造りには、うどと菊の花びらが散らされていました。
特に昆布〆の鯛のまったり感がよかったです。
焼き物は鰤の柏の葉焼き。
程よく火の通った鰤が柏の葉の香りをまとって上品仕上がったに一皿でした。
蓋物は旬の筍の焚き付けをすり流しで覆った、丸ごと春を食する一皿。
若竹の程よい食感と心地よい軽い青臭さで全身に春を感じます。
揚げ物は梅肉ソースかヒマラヤ岩塩で食す天婦羅。
いくつかの食材の中でも特に新玉ねぎの甘さが特に際立っていました。より甘さを楽しむために岩塩で食したのは言うまでもありません。
お食事は、これもこの料亭での我が家の定番、鯛めしです。
ここでは食事に旬の食材を使った炊き込みご飯と、定番の鯛めし、それに稲庭うどんの中から選ぶことができますが、僕の記憶の限り鯛めし以外の選択がありません。
今回の鯛目飯は、いつもより実感味が濃い目で、多少のおこげがつくぐらいの土鍋での炊き加減でとても美味しい。
全体的に繊細で上品な抑えた味付けなので、最後の食事で少し濃いめの味のものが出ると、仕上げの満足度も少し上がる気がしました。
数年前、babarinaとの京都旅行で、薄味、出し味三昧の最後に、本能に従うような濃い味系で駆け込み系のものが食べたくなったのと同じ心境かも(笑)
水菓子は初物の西瓜、そして桜の花びらを使った何か(笑)
初物に感謝です。
料亭での偲ぶ会では亡夫、亡母、そして昨年星になった姉の話も出ました。
亡き姉は今まで偲ぶ会の場で話題になることはなかったのですが、故人として思い出話が出ました。
改めて血を分けた親兄弟は一人としていなくなったことをしみじみと感じ、また今の家族を心から愛し大切にしたいと思った次第です。
イタリアンで慰労会
ウォールレスリビングとエアリアルガーデン
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