荒天だからできること
先週に引き続いて季節外れの台風が襲来しそうなこの週末。
紅葉狩りの旅行にいてきたばかりですし、荒天そうなので今週末はインドアライフを楽しむことに^ ^
となると。。。前から計画していたプランの現実性の検証と、いけそうならば材料の手配、という流れになりました。
babarinaは大好きな編み物。
今はjijottyのオーダーのニットベストの感性に向けてギアをアップしている感じです。
僕はDIY、babarinaは編み物。
好きな音楽を流しながら、なかなか素敵な時間が過ぎていきました^ ^
日曜の午後に熱中
土曜日のうちに今まで温めていたインテリアのプランをより具体的にイメージして、何が必要なのか?サイズは?仕掛けは?。。。と思案。
でも実はこの考えてる時間がとっても好きで、思わず時が経つのを忘れてしまいます。
ネットリサーチの結果必要なものはわざわざハンズに出向かなくとも、全て最強100円ショップ セリアで手に入れることができました^ ^
さて、これで何を作るのか。。。どこにディスプレーするのかは。。。
ヒ・ミ・ツです(笑)
インテリアが好きで、よく本屋やネットで素敵なインテリアを見て研究していますが、僕の今のアイディアは日本国内はもとより海外のマガジンやネット情報でも見たことがありません^ ^
このオブジェを飾る部屋を聞くと、エ〜〜〜〜〜ッ!!。。。でも。。。どこに、どうやって飾るの〜〜〜?という声が聞こえてきそう(笑)
今回はパーツ作り。年内には完成する予定です、ハイ^ ^
キッチンで利便性をあげたいと思っていた部分
Before
After
狭いキッチンの使い勝手を上げるために工夫に工夫を重ねてきたキッチン。
その結果、今では書斎以上に好きな場所になりました^ ^
それでも使っていると不便な部分って出てくるんですよね>_<
この週末はその解決のアイデアで準備していたことを一挙にやりました。
その一つがフリーザーの隣にある食器棚の最下部の引き出しの取っ手の仕様変更^ ^
この引き出しが不便ということはなかったのですが、熱いものを持つ際や硬くしまった蓋などを緩める時に便利なシリコン製のマルチマット。
この収納場所に手を焼いていました^ ^;;
それとデザインとカラーに魅了されて手に入れたフォーク&ナイフセット。
いい感じの赤の木製の台にセットされていて、この台ごとダイニングテーブルに持っていける優れものなのですが、どうにもそこそこ場所をとる>_<
この二つの収納場所に適していたのがこの食器棚の下段の引き出しだったわけです。
使ったのは玄関の壁面のコート掛けにも使用しているIKEAのフック。
これを下段の引き出の取手を取り外して二箇所に付け替え。これでフォーク&ナイフセットも掛けておけますし、もう一つのフックもありますから何かと便利^ ^
取り払った取手はスチールのタオルハンガーで代替^ ^
このタオルハンガーは取手としての役目に最適の平べったい形をしていて、そこに稼働式の吊り下げフックが掛けられます。
このフックにシリコンマルチマットを掛けられます。。。これで二つの不便から「不の解消」で便利にすることができました^ ^
デザイン的にもギリギリ許容範囲です。。。ね^ ^;;
和室の命は季節感
和室を大々的に作り直したのは一昨年の夏だったかな?
その時に作ったのがこの和風のシーリングライトカバー。
その時の思惑ではこのカバーとの上に季節を感じられるもの、例えば春なら桜の花びら、秋なら紅葉の葉などを設置すると詩情豊かな季節を感じる照明になるというものでした。
しかし。。。やていなかったな〜>_<
その反省の念もこめて今年の秋に紅葉を散らしてみました^ ^ そしたらこんなに季節感あふれる表情を見せてくれたんです^ ^
夏に手に入れた手拭いタペストリー。
多彩な秋の絵柄の中かから選んだ一つはやはり秋紅葉で、最盛期の紅葉に満月という心蕩けそうな絵柄。
夏の花火よりも濃い藍色で秋の夜を表現していますね。
タペストリーの方ですが僕が持っているのはこの涼しげな浴衣姿の女性と、桜吹雪かな?をバックにした女性の二つで共に鶴田一郎の作品。
ならば秋冬を背景にした鶴田一郎ismの和風の美女のタペストリーを手に入れようと探し回りました。
ネットで見つけた理想の一枚。
喜び勇んで購入画面に遷移値たのですが、残念無念の販売終了>_<
諦めきれないのでオークションやフリマのサイトでくまなく調べましたが発見できず。。。。
致し方ないので日本の秋を最大限に表現している暖簾を探し当てる方向にシフト。
その結果見つけ出したのが画像の月夜にすすきの絵柄の一枚。
これはこれで手拭いタペストリーの絵柄とシンクロしていて素敵な雰囲気です^ ^
縁起のいい仏像様
今我が家の和室にある仏像は仏壇の向かって右に鎮座する母がお気に入りで大事にしていた一体です。
バランスを考えると左にももう一体欲しいと考えていた僕。
そこで手に入れたのが観音菩薩像で、これは自在観音とも呼ばれています。
観音様の両脇に龍と鳳凰が彫られて、龍と鳳凰は、 立身出世 財運上昇などをもたらすと言われ大変縁起の良いものとされています。
この観音様のおかげでしょうか、手に入れてから行った先週の紅葉狩りの旅では、季節外れの超大型の台風の接近にもかかわらず雨らしい雨に当たることもなく、とても楽しい旅行をすることができました。
有り難や有り難や^ ^
方角に合わせた招き猫
和室に置かれてる置物の一つに招き猫があります。
ネットで風水かな?を勉強している時にその記事に出くわしました。
な、な、なんと招き猫にも有効期限?!があるとのこと0_o
二、三年でその効力はなくなるので新しいものに変えるべきとのアドバイスです。
思えば我が家の招き猫の滞在年数はゆうに三年を超えてます>_<
これはいけない!と思い、招き猫を新調しました。
招き猫を新しくするにあたり今一度勉強してみると、風水の方角に合わせた招き猫の色があることを知りました。
そこで健康に良さげな北東に白、すべての邪気を抑える北側の黒、財産運上昇の西側の黄色を選びました。
デザインにも妥協することなく僕の美意識にヒットしつつ愛嬌のあるものを選択^ ^
リビングの北東の表鬼門の窓には、白の招き猫が微笑みながらソファーの真横に置かれています。
和室の自作床の間の延長にある棚の上の樺細工のお盆の上に鎮座するのは、北側で邪気を抑えてくれる黒の招き猫。
西側の玄関のカウンターの上ではレイアウトを変更して八角の鏡の前に黄色の猫が笑顔で座っています。
お世話になった招き猫は、新年のお焚き上げの際に割れものとしてお役御免にさせてもらう予定です。
今までありがとうございました^ ^
台風22号接近中の晩御飯は。。。
日曜日のルーティンの一つがbabarinaとの食料品の買い出し。
雨風の中向かった定番のスーパーで見つけたのが「お肉の日」の目玉品の、A5ランクのステーキ^ ^
それを見ているうちに今日の晩御飯のイメージが。。。
今は少なくなりましたが、それでもやってしまうエアーでの味確認動作(笑)
その結果、ステーキ、オニオングラタンスープ、それととても太い立派なアルパラを見つけたのでアスパラのソテー、卵とイタリアンマヨネーズ添えとしました^ ^
オニオングラタンスープは大ぶりの二個の玉ねぎを約40分炒めて飴色玉葱にしたものを使い、コンソメベースで作りました。
レシピも調べることなく自分の舌に残ってる感覚で作りましたが、コクが足りなかったかな?^ ^;;
次回は納得のいくレシピを見つけて。それを参考にしてより美味しいものに作り上げたいですね。
アスパラソティーとイタリアンマヨネーズ。これは過去に何度か作ってるメニューですし、イタリアンマヨネーズに関して言えば、もうトマトソースと同じぐらいの僕の十八番^ ^
卵は本来ポーチドエッグで供するものですが面倒臭かったのでサニーサイドアップに^ ^;;
このメニューの肝は卵の黄身とイタリアンマヨネーズが絡み合って、まるでオランデーズソースのようになることですから黄身が固まらなければまずOK^ ^
実食でも実に美味^ ^ 僕もbabarinaもスプーンを使ってソースまで完食でした^ ^
さてさてステーキですが、このメニューは肉の質と焼くツールと焼きの技術が問われます。
今回はお値打ちのA5和牛でしたが、実はツールもいいものを手に入れてます。
柳宗理デザイン
柳宗理といえばバタフライスツール。
この椅子の美しさは言うに及びませんし、発想力には突き抜けた何かを感じます。
ただ正直なところ柳宗理といえばこのスツールを作った人ということ以外あまり知りませんでした、画像右上のトングと出会うまでは。
でも柳宗理はインダストアルデザイナーで多くの秀逸な作品を残しています、特にキッチンツールに関しては。
高評価だったのと柳宗理デザインに魅かれて手に入れたトング。
その使いやすさ、手になじむ親和性は今までに経験したことのないもの。それからは少しずつ画像左下のキッチンツールも集め出すようになりました。
使いやすさや秀逸なデザインで手にれたのが南部鉄で作られたオイルパン。
目的はステーキやすき焼きとアクアパッツア作り。残念ながら思っていたほどの深みがなかったのでアクアパッツアには向きそうにありませんが、パエリアならいけそうでです^ ^
今回のステーキも勿論このオイルパンで焼きました。
鉄製のフライパンの良さは器全体が同じ温度で熱せられることのようです。普通のフライパンであれば火元に近いところは熱く遠ければ温度が低い。
しかし南部鉄は均一化された高温、そのためにステーキも美味しく焼けるようです。
何度か焼いているうちに肉の厚みによる焼き方もわかりつつあり、今回もとてもいい感じのミディアムレアに仕上がりました^ ^
誤審にまつわるちょっといい話
日曜の夜のニュース番組の特集で誤審にまつわるエピソードが組まれていました。
誤審と聞いて僕がすぐに思い出すのはシドニー五輪の柔道重量級での篠原vsドゥエイの試合です。
決まり手にそんな技があったんだと勉強になった、内股すかし。
確かに内股をかけて投げようとしたドゥエイが、かけたはずの足がすかされて背中から畳に落ちた瞬間、技の名前はわからなくとも背中が畳についた方が負けという柔道の基本を知っていれば、勝者は誰の目にも明らかでした。
しかし判定は無情でした。
近いところでは誤審ではないですが、明らかに勝っていた者が判定の結果敗者になったボクシングの田村選手。
僕はこれをYouTubeで観ましたが、この試合もまた素人目にも明らかです。
ダウンを奪った者が判定で負け、ダウンを奪われた者が勝者になったのですから、誤審、疑惑の判定と言わざるをえません。
完全試合を逃した男。次の日彼は。。。
でも世の中には世紀の大誤審を受けながらも、その後感動の物語に変えてしまったnice guyがいたんですね。
それは2010年6月に行われたメジャーリーグ、タイガースとインディアンスの試合。
主役はタイガース先発投手のガララーガ。その日彼は快刀乱麻のピッチングで9回2アウトまで、たった一人のランナーも類に出さない完全試合まであと一人にこぎつけていました。
そして最後の打者、になるはずだったバッターが一塁ゴロを打ち駆けつけたガララーガにボールを投げてゲーム終了!完全試合達成!のはずでした。
しかし、一塁塁審ジム・ジョイスはセーフのコール。
一塁ベースで上でボールをキャッチしたガララーガが塁審を振り返り一瞬、Why?という表情を見せるも、その後どこかはにかんだ顔には少し笑みがこぼれました。
それとは対照的に球場内は大ブーシングの嵐に見舞われ、試合後帰宅したジム・ジョイスの家には脅迫めいた抗議の電話が鳴りっぱなしに。
翌日、同じカードの主審を務めることになっていたジム・ジョイスは悩み上げた末、審判としてゲームを裁くことに意を決しました。
審判が入場するやいなや、翌日以上の大ブーイングの嵐が球場を席巻しました。
そんな中で両チームからメンバー票の交換のために監督が主審に近づいてきました。しかしタイガース側は監督ではなく、昨晩の誤審によって史上21人目の完全試合男になれなかったガララーガでした。
三人が集まった時、どんな会話があったのかは知る由もない。。。
しかしガララーガのジムを見つめる柔和な表情と、その言葉を聞いたジム・ジョイスの堪えきれない涙によって話の内容はおおよそ想像がつきました。
メンバー票を交換して自分のチームのベンチに戻るガララーガに向かって、それまでのブーイングから拍手、大拍手、スタジアム全体の大拍手喝采に変わっていきました。
特番ではその後のガララーガへのインタビューが放映されました。
「確かに、あれ?とは思ったけど判定するのは審判。
それに完全試合というのは僕にとってそんな重要じゃない。それよりもあの日、本当に自分自身が納得する素晴らしいピッチングができていたことの方が僕には大切だったんだ」
そして誤審について聞かれると
「完璧な人間なていないよ」
お恥ずかしながら野球好きの僕が、この物語を知りませんでした。
そしてこのストーリーにとても深く感動しました。
仕事でスタッフがミスを犯すと僕は言います「ミスは人間の証明。ミスのない人間を、多分人は神と呼ぶんだよ」と。
でも。。。この言葉通りに心底思っていたか。。。それは大いに疑問です。
心の奥底では「またか。。。」「これで何度目だろう。。。」正直そんな思いがありました。
でもこの美しい物語を知り、僕の心の奥底で何かが動いた気がしました。
それは、自戒の念? 強い反省? 次なる心がまえ? 新しい価値の扉が開いた振動?
わかりませんが、心からガララーガのような心遣いのできる人間、いやその価値観を持つ人間になりたいと思いました。
いつかbabarinaと優しさについて話しあったことがあります。
細かい内容は覚えていませんが彼女の考える優しさの本質ははっきり覚えています。
babarinaは言いました、「真の優しさとは許すこと」
心底許せる強さを持った人間になりたいものです。
暦の上では冬
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