Welcome to our home, Google Home!!
スマートスピーカーのある生活が始まって一ヶ月強。「Alexa、おはよう」で一日が始まり、「Alexa、おやすみ」で終わる、生活スタイルも変わりました。
自宅に優秀なコンシェルジュがいるような感覚です。これで十分といえばそうなのですが、人間にもAIにも得手不得手があるようでAlexaは調べごとに弱い>_<
対してGoogle Homeは今までのGoogleでの検索の実績から調べごと、つまり検索に俄然アドバンテージがあるようです。
多分今後数年で家電や車に音声インターフェイスが広がることは間違いありません。
ならば今からAmazon echo、Google Homeの双方に慣れておこう!
といことで我が家にGoogle Home miniがやってきました^ ^
自宅のリビングテーブルに仲良く並ぶAmazon echoとGoogle Home mini^ ^
今Google Homeは学習の真っ只中です。
そんな中でも使い方の大筋は決まっていてAmazon echoでは主に音声での家電コントロールと予定の確認、音楽です。
Google Homeはわからないことがあった時の知識アドバイザー。
「エクアドルの首都は?」
「日本で二番目に高い山は?」
「量子コンピュータって何?」
これらへの回答は率も質もGoogle Homeに一日の長があります。でも、純粋にスピーカーとしてはAmazon echoのメリハリのある高音域とそれなりに広がりのある重低音に比べると、ほぼ使えません。
両者が持つ機能で使えわけることで便利だったのが買い物リスト。
Amazon echoでは本来のそれとして買わなければいけないものを音声入力し、スーパーではスマホでそれらを確認できます。
一方のGoogle Homeは賞味期限リストとして活用^ ^
「ねえ、Google。買い物リストに○月○日古奈屋カレーうどんを追加して」とやり、読み上げてもらうと賞味期限一覧が読み上げられます。
この二つの使い分けはとても便利で、お陰様で冷蔵庫のホワイトボードのメモが激減しました^ ^
とっても残念だったこと。。。
「ライブの年」にしようと決めた今年。旅行を少し控えてライブ、サーカス、演劇、寄席などにパワーウエイトレシオを置く年の前半の目玉がこれ「SONGS & FRIENDS」でした。
そのオフィシャルサイトにはこうあります
「ユーミンの1973年11月20日、荒井由実1stアルバム『ひこうき雲』が発売されました。
――あれから45年。『ひこうき雲』が、新たな仲間と共に、一夜限りのコンサートとして再現されます。」
出演者はユーミンはいうまでもなく、久保田利伸やJUJU、クレージーケンバンドの横山剣もさることながら、なんとあのテンパンアレーが一夜限りの再結成!
ユーミン初期のアルバムのスタジオミュージシャンの顔もある彼ら。
キーボードの松任谷正隆は言わずと知れたユーミンの旦那様。
確かベースじゃなかったかな?のちにYMOとしてニューヨークでも公演を行った細野晴臣。
天才ギタリストの鈴木茂。
林立夫は不動のドラマー。
もう行くしかない!!!
ということでまずはぴあで先行予約の抽選に応募。
しかし。。。敢え無く落選>_<
そこで2月10日 10:00からの一般発売に万全の準備で臨みました。
いよいよ定刻。すぐにアクセスするもアクセス過多でなかなか繋がりません>_<
格闘すること約4分、多分この間200回以上の再読み込みで、なんとか注文画面が表示!そこで2枚を選択して注文!
やっった〜!と思ったののもつかの間。
またしてもアクセス過多の画面。それでも諦めずに再読み込みを続けるとこと約2分。
表示された画面は。。。「予定の販売数を終了しました」>_<
およそ6分で完売。。。
失望から喜色満面へ^ ^
グルメ専門のSNS、有名どころでは食べログですが、ここもお店の評価の一つの目安にはなります。
しかし一部巷でいわれてるように、その評価には思わず疑問符をつけざるをえないようなケースがあるのも事実でしょう。
ですから僕はその中でも評価が自分と似てる信頼のできるユーザーや、食べログ以外のブログで自分なりの評価をしているブロガーの中で、同じく僕と評価の方向性が似ているユーザーの情報をもとに新規開発をしています。
その中でも僕が絶大の信頼を置いているブロガーの一人で、彼はフレンチを中心に主に東京や首都圏の店を食べ歩いています。
その彼が「アンビリーバブル!」(彼はハーフなのです)と評価した埼玉県のとある市にあるイタリアンを訪れてきました。
彼の評価は「食材とイタリア各地の地方料理に精通した信じられないコスパのイタリアン」
確か「実はこういった店はあまり人に教えたくない」ともあった気がします^ ^;;
期待に胸が膨らみます^ ^
この店がないとまず来ることはない街。
土地勘は全くありませんが立地もこれ以上ないほど悪い。
あまりにシンプル?質素?な外観に期待は一瞬にして消え違った意味で緊張が走りました(笑)
小さな店内は五人がけぐらいのカウンターと、四人テーブルが二つと二人テーブルが一つ。つまり満席でも15人ほど。。。
でも三日前に入れた予約の電話でテーブル席は満席。
なんとも期待と不安が混じり合います^ ^;;
でも不安はすぐに吹き飛びました。
アンティパストは5種類。
先ずはカワハギのカルパッチョ。バジル入りのEXオイルでマリネ液と金柑が添えられていていました。
二つ目は鱈を使ったブルスケッタ。どんな料理方法なのか凄い鱈の感じがあるのにクリーミーでBuono!
料理名は忘れましたが、次は卵とチーズとパン粉を練ったもののフリットのようなもの。独特の深みのある美味しさでした。
エスプレッソカップに入っているのはポロネギの冷たいスープ。ポロネギ特有の甘目のネギの感じを残しつつクリーミーな風味に驚き!でした。
最後は豚の耳を使ったパテ。豚はいい感じに茹でられていて食感がいい感じでした。
これだけ手の込んだアンティパストはアロマフレスカとフィオッキ以来じゃないかな。。。全て温かくなくても美味しい料理の数々をきっちり考えられていました、恐れ入りました>_<
パンは3種類。
先ずはグリッシーニ、カリカリで細さ加減がいいです。
あとはフォカッチャとロゼッタかな?自家製の熱々で美味しかったですが、基本はお皿に残ったソースをいただく際に食します^ ^
このリストランテ?いや店構えはトラットリア^ ^;;の凄いのはプリモピアットがパスタの種類に合わせて3種類供されること、つまりプリモピアットが3皿です!
今日供されるパスタはオリキエッテ、コルツエッティ、フジッリ。コ、コルツエッティ?!そんなパスタあるの?
しかも全ては生パスタ、もう興味津々です^ ^
一皿目はチーマディラパというアブラナ科のイタリア野菜とホタルイカのオリキエッテ。
オリキエッテは耳たぶのようなパスタ、これに多分初めて食べるチーマディラパという菜の花に似た苦味を持つ野菜とホタルイカをオイルスタイルで。
チーマディラパの軽い苦味と臭みを全く感じないホタルイカの旨味が上手にミックスされ、オイルも見事に乳化されていて食材とパスタが渾然一体として上品な味^ ^
2皿目が問題のコルツエッティ。
直径7、8cmのゴーフルのようなパスタは右の画像の器具を使って作るとのこと。
このコルツエッティに合わせてくれた具材は赤エビとアーティチョーク。赤エビのエビの旨味がかなり強く、そこにアーティチョークがまったり絡んで風味に丸さを出していました。
そしてこのソースがコルツエッティに絡む絡む!ほどよくあるコルツエッティの噛み心地とこのソースの相性が良すぎて口の中がパラダイス状態^ ^
もうBuno! Buono!
肉類は牛、羊、豚、鳥の四天王でイノシシ、馬、イノシシはじめジビエ類に腰がひける僕^ ^;;
ところが3皿目はウサギのラグーでした>_<
それに合わせたパスタはフジッリ。乾麺のそれと違い生パスタのフジッリはやや長めで薄め、そしてしなやかに伸びるものでした。
多分初めて口にするウサギは臭みが全くなく、鶏の胸肉といわれてもわからないほど癖のない淡白な味。
そしてこのラグーに何を合わせたのか、皿の下に見えるソースは間違いなく柑橘系。仕上げに多分パルミジャーノの摩り下ろしとレモンの皮を摩り下ろしていました。
ラグーなのに濃厚とは真逆のとても爽やか、この意表をつく風味に驚きました。
3種類の生のショートパスタを各々違う食材でいただきました。
生パスタってこんなにも美味しいものでしたっけ?!と正直、素直に驚きました>_<
この違いはサトーの切り餅とつきたてのお餅の差って感じでしょうか、とにかく同じカテゴリーの麺と思えないほどの衝撃を受けました。
そして各々のパスタの特徴を知り尽くした感のあるメニュー構成。。。いやはや驚きました、脱帽です。
セカンドペッシェはソイのローストにカーボロネロを添えたもの。
オイルはサルディーニャ島で採れるピスタチオ一種、レンキストというものとの説明でした。
そのオイルはオリーブオイルとは明らかに違う、少し苦味のあるドライな感じでした。
見てわかるようにソイの皮はどうやったらこうなるの?というほどの香ばしさ。そして身の塩加減がまた絶妙!
魚って塩加減と焼き方だけでこうまで美味しくなるの?と思わずには入られませんでした。
このソイにオイルをつけると程よい苦味で味に深みが出る。。。参りました。
それとカーボロネロ、他でも食べましたし自分で料理したこともありますが、ここのは違う!
自分で作ったものや他で食したものは苦味しか感じませんでしたが、ここでグリルされて出されたものは苦味と甘み、そして香ばしさがあって美味しかったのです。
セカンドカルネ、これにも驚かされました。
豚のミンチをキャベツで巻いてそれに網脂をかけたものを焼いたものにトリュフを添えたもの。ソースはバルサミコでした。
小指でソースだけを味見してみましたがこれが絶品。煮詰めた時のバルサミコ酢独特の酸味と甘みが深く、多分蜂蜜もたしているんだろうと想像できました。濃度もちょうどいい感じです。
まずはソースなしに食してみると、網脂の少し焦げた感じが焼きついた茹でられたキャベツと、よく捏ねられ程よい塩加減のミンチ肉と肉汁が口の中で複雑に広がりました。
ソースをつけるとバルサミコの酸味が加わりまた一つ複雑になり、肉の真ん中にはチーズが仕込まれていて、そのとろけ出すチーズ、いい塩加減の豚ミンチ、焼けた網脂をまとったキャベツ、トリュフの香りと、別次元の味覚に誘われた感じでした。
Buono! Buono! そしてまたBuono!
ドルチェはフランボアゼのソース、チョコレートケーキ、卵白を焼き固めたパンナコッタクラスに苺と林檎。
チョコレートケーキは少ししっとり気味で甘さも控え目で好感がもてました、美味しかったです。
パンナコッタは軽い食感で、これまた絶品だったフランボアゼのソースをかけると至福の時^ ^
ドルチェまで手間のかかった盛り合わせでした。
普段なら珈琲が定番の僕。でもここではエスプレッソをオーダー、babarinaが珈琲でした。
飲み物にはカントゥッチというトスカーナ地方の焼き菓子がついてきました。これも初物でしたが、とても香ばしいイタリア産おこしという感じで、結構硬かったですが美味しかったです。
ともにマシン淹れだと思いますが、豆もカプセルなのか自家選択なのわかりませんが、一口飲ませてもらった珈琲は苦味が前面に出た美味しものでしたし、エスプレッソも綺麗なクレマが表面を覆う苦味の効いた美味しいものでした。
スパゲティじゃなく、パスタじゃなく、イタリア料理が好きになったのが大学生時代、もう今から四十年前です(笑)今は懐かしいイタ飯などという言葉すらなかった時代です。
初めて行った本格的なリストランテはあの名店飯倉のキャンティではなく、西麻布にある店。もう名前は忘れてしまいました>_<
そこでミートソースとナポリタン以外のパスタを知り、魚料理も肉料理もあることを知りました^ ^;;
あれから多くのイタリアンで食事をし、自分でもイタリア料理を覚え、毎日がイタリアンでも平気というほどいタリアの料理が好きになりました。
そんな僕のイタリアンな歴史の中でこの店は、現時点においてメニュー構成、イタリア料理の知識、手間のかけ方、味覚、素材の希少性と季節感そして活かし方、作り手が見えるオープンキッチン、シェフの力量、シェフとスタッフの連携の良さ、皿の出るタイミング、料理の説明、コストパフォーマンスの総合点でNo1といえます。
自宅から車を飛ばして1時間以上かかりますが、月に一度は訪れたいと思います。
この店なら毎回季節感あふれる違ったメニューで驚きをもたらしてくれること間違い無しでしょう。
本当に素晴らしい店とめぐり合うことができました。
本当に何から何まで美味しかったです、心から有難うございます^_<
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